動画打撃編005 打球を飛ばす発射角度とは?

VIDEO 005 LAUNCH ANGLE 打球を飛ばす発射角度とは?について解説します。
 
 現在ワシントン・ナショナリズで活躍をしているマーフィー選手の映像です。先日のMLB公式サイトの記事にマーフィー選手の打席でのアプローチについて話しています。「チームメートから馬鹿げていると思われているけど、いつもボールを空中に打ち上げることを意識している。その最適な発射角は25度上がりで打球速度157キロで、その打球が本塁打になる。」と話しています。またマーフィー選手にとって理想の発射角を打つための大きなキーポイントは「ボールの下に集中してボールの下を打つことだ」と話しています。約10度~16度が理想のアプローチアングル<スイング軌道>で25度の発射角度で打つにはボールの下を打たなければこの発射角度では打てないからです。特に最初の映像にある低めの変化球が直球を打つように真ん中を狙っていてはゴロにしかならないと思います。
 後半の映像は2016年のワールドシリーズで本塁打を打ったペレス選手の映像です。ここで注目して欲しいことがボールの中心よりも下を打っていることです。これをオフセットと言います。約1.05インチ<2.6センチ>中心よりも下を打つことで打球が上がります。ここで大事なことはバットの軌道です。ダウンスイングでボールの下を叩いても打球は飛びません。理由は2つの物体が違う方向に向かっているためにボールの変形度が少なくなり反発力が出ないからです。理想のアプローチアングルと理想のラウンチ・アングルが長打となります。
 それでは動画打撃編005 LAUNCH ANGLE  打球を飛ばす発射角度とは?についての解説を終了します。ご質問がございましたら遠慮なくご連絡下さい。