月刊ヒット&ラン12月号 メジャーリーグ流のスローイング方法とは

ヒット&ラン12月号広告

 今月の月刊ヒット&ラン誌の広告はメジャーリーグ流のスローイングに関して掲載致しました。スローイング指導を野球指導の中でも極めて大切な分野となります。理由はもし、間違った指導方法を行った場合は肩や肘を故障をする可能性が非常に高いからです。

 一つの例を上げます。2010年、弊社のサマーキャンプに参加してくれたある小学6年生の初日に「肘が痛くて投げられないのですが?」という問い掛けに「痛いのなら無理をせずに残りの2日間を参加しなくても結構です。その分のキャンプ代金は返金致しますので」という話をしました。その位の肘に痛みが走っていたのです。しかし翌日に「肘が痛くないので是非、参加させて下さい」と言われ、そのスローイングの動作を見ると左の広告内にあるリンケージシステムの投げ方を見事に1日で習得し、肘の痛みが消えて最後までキャンプを終了することができました。その子は現在、アカデミークラスに入会して素晴らしい投球をすることができています。もし、この生徒が間違った方法で野球を続けていたら、すでに中学生で野球を断念をする可能性が非常に高かったのではないかと思います。一人の野球が好きな子供を救えることができて良かったと思いますし、彼にとっても大きな財産になったと思います。

 メジャーリーグ流とはただ単に速くて強いボールを投げるということだけではなく、レギュラーシーズン165試合にプレーオフやワールドシリーズまでの勝ち上がった場合の合計試合数約200試合を故障をしない理論に基づいた投げ方を身につけるという意味も大きく含まれているのです。

                                       2010年11月12日

                                        代表 滝口 ひろし