「トップを早く作ることの落とし穴」

「トップを早く作ることの落とし穴」

ティム・リンスカム投手の動作解析です!当時、あまりにも独特な投げ方でプロ入り前に肩肘を故障するのではと懸念されていた。しかし、蓋を明ければ怪我どころか、サイ・ヤング賞を2回、ノーヒットノーラン試合を2度も記録するなど、ジャイアンツの黄金期を支えました。リンスカム曰く「体が仕事をして、腕はそれに付いてくるだけ!」と解説しているように、下半身と上半身の捻転差を利用して投げています。従来の日本での野球指導には「トップを早く作る」ことの重要性が継承されることで、本来持っているパワーを引き出せない投手が多いように思います。選手はもちろんですが、指導者の皆様の参考なることができれば幸いです。

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