PostHeaderIcon ヘッドスライディングの危険性について

 昨年、ア・リーグのMVPを獲得したレンジャースのハミルトン選手が4月12日のタイガース戦で本塁にヘッドスライディングをした際に右腕を骨折しました。これによってシーズンの3分1を占める2ヶ月間、戦列を離れることになりました。これはチームにとっても本人にとっても痛いことです。
今回も西岡選手の二塁併殺での怪我の原因に続いて、いかに怪我をせずに継続して試合に出場することができるかを皆さんに伝えたいと思います。

特に怪我が最も多い傾向があるのが本塁ベースでのクロスプレーです。このルールがあることを考えて欲しいと思います。「野手はボールを捕球する体勢に入ったら走者をブロックしても良い」というルールです。これは捕手だけに限らず、内野手にも言えることで極端な例では一塁手でさへリードから戻る走者をベースに戻る前に先に捕球体勢に入っていればブロックができるということです。
まず、足から先のスライディングとヘッドスライディングはどちらが速いかとうことです。答えはほぼ同じと科学的に証明されており、ヘッドスライディングの方が速くなるという統計はありません。
 高校野球を観戦していると特に一塁ベースへのヘッドスライディングが非常に多く、怪我のリスクもありますが、何よりも野手の送球が本塁側に反れた時の悪送球を誘うことができません。
 
下の動画はハミルトン選手が三塁ファウルエリアのフライで本塁のカバーいない隙を狙って、すかさず本塁へヘッドスライディングをした映像です。

 下の映像が松井選手の本塁でのスライディングです。右足で捕手のミットを蹴り、左足で本塁ベースを通過しています。本塁でのスライディングの理想の形です。もし、捕手が一塁側からブロックされる場合は左足で捕手の足を蹴りながら右足でベースを通過するということになります。
両足を上手く使うことが非常に重要なテクニックとなります。
 
 下の映像はジータ選手がバントエンドランで三塁ベースへヘッドスライディングをした時の映像です。三塁ベースが空いたことで捕手がベースカバーをしました。この時のジータ選手は肩を脱臼し大きな怪我をしました。

下の映像は二〇〇六年WBC決勝の有名な川崎選手の本塁スライディングです。キューバの捕手はボールを捕球する前から左膝でブロックしようとしています。この時も川崎選手も大怪我をしました。

  どうしてもアウトになりたくないという選手の気持ちは野球をしている人なら十分に理解できます。しかし、大きな怪我をしては野球人生が終わってしまいます。ヘッドスライディングの方が断然速いのであればそれだけの怪我をするリスクを背負うこともありますが、タイムが同じ場合にそれだけのリスクを追うことが正しい選択とは思えません。どうか、これらのことを知識として皆さんに理解して頂ければと思います

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