バッティングの個人レッスンはどのように行うのですか?

最も多く聞かれる質問の一つですので、ここで皆様にご紹介いたします。時間は30分または60分で行います。基本的にスタンドティーを打ちながらのホームチェック、正面からのティー打撃、そしてインストラクターが実際に投げます。恐らくピッチングマシーンを使用しない野球学校は日米でもアメリカ本校と弊社ぐらいではないかと思います。その理由の一つは実践に限りなく近くし、投手のボールを打つことで精神的にも自信を付けて貰うということが狙いです。いくらピッチングマシーンを快打しても実践の投手が投げたボールを打てなくては何の意味も持ちません。また、弊社ではある程度の形ができたら変化球を入れて実戦形式で試合を行います。打席での心構え、チャンスでの考え方、状況による打撃、さらにレベルが高くなれば癖を見抜く方法など、詳しくそのレベルに合わせて指導します。それではここで一つのエピソードを紹介致します。私がアメリカ本校でスミスのアシスタントをしていた頃にスミスも私も肩の故障でその日のレッスンで投げることができない日がありました。何とその日の合計12の個人レッスンのすべてをキャンセルしました。スミスは言いました、「これでは本当に良いレッスンはできない」と。何と真後ろに日本製で多数のプロ野球球団が使用している100万円以上の寄付されたマシーンがありながらも、、、このエピソードからも分かるようにこれが私達のポリシーなのです。ですから弊社の生徒は試合で好成績を残し、ここ一番のチャンスで強いのです。このシステムは日本校も全く同じです。レジースミス ベースボール:ジャパンはアメリカ本校と同じシステムでなければ意味がないと私は強く信じております。今でも毎日投げる球数は変化球を入れても300以上、アメリカ本校時代も同じく400~500球以上投げていました。一度はピッチャーライナーを避けきれず鼻の骨を折ってアメリカで人生で初めての手術もしました。一人の選手を素晴らしい選手に育てるには理論だけではなく、身を粉にすることを惜しみません。この文で皆さんに弊社のレッスンに掛ける意気込みのような物が伝わって頂ければ嬉しく思います。