Archive for 5月, 2013

PostHeaderIcon 1990年代 ナンバー1 強肩外野手 モンデシー

 前回、ロサンゼルス・ドジャースの5年連続新人王を輩出したことについてブログに掲載しました。スミスというと打撃面の指導に目が行きがちですが、実はメジャーリーグ歴代で5本の指に入る強肩と現在でもアメリカの野球関係者の間で語られており、スローイング指導にも高い定評があります。スミスが育成した選手の一人にラウル・モンデシー外野手もその一人です。パンチ力のある打撃に加えて素晴らしい強肩の持ち主です。腕を大きく振り、胸郭からボールを投げているのが分かります。特にライト線のファウルエリアから2塁打性の当たりで走者を2塁進塁を誘い出し、走者が1,2塁間に差し掛かるところから矢のような送球を2塁へ、そして2塁手がすかさず1塁へ送球してアウトにするテクニックはまさにメジャーリーガーのプレーと言えます。スローイング方法、クッションボールの処理、刺殺、捕殺などスミスの指導は打撃だけではなく、外野守備にも生かされていることが分かります。

 スミスがドジャースのコーチをしていた時にモンデシーがスミスに「本当に肩が強かったのかい?」と冗談で聞かれ、それを真に受けたスミスは「そのうち見せてあげるよ」と言ったそうです。その間、打撃投手などで肩の強化を図り、十分に肩の調子が戻った時にモンデシーと共に外野守備を受けたそうです。その時に偶然に他球団のメジャーリーグスカウトがスミスとは気付かずに、その動作を見て当時のラソーダ監督に「あの選手は誰だ?」と聞いたそうです。そしてラソーダ元監督は「入ったばかりの新人でスイッチヒッターだ。そして、まだフリーエージェントだよ。」と冗談で話をしたところ、その話を真に受けたスカウトが「是非、契約をしたい。」と話したそうです。そして、練習を終えてダグアウトに戻るとその選手は何とレジースミス、スカウトは呆然としたということを良く笑い話で話していました。

PostHeaderIcon メジャーリーグ伝説 5年連続新人王

 
レジースミスがロサンゼルス・ドジャースのマイナーリーグにてフィールドコーディネーター(マイナーリーグ総合責任者)をしていた時のメジャーリーグ伝説の5連続で新人王を輩出した時の映像です。
1992年 キャロス
1993年 ピアッザ
1994年 モンデシー
1995年 野茂 英雄
1996年 ホランスワーズ

 当時のドジャースはブルックリン・ドジャースの時代から含めて18回の新人王を輩出しています。第2位がニューヨーク・ヤンキースで8回と2倍以上を輩出していることからも分かるように、新人育成方法に高い定評がありました。当時のオマリー会長の球団方針として才能のある若い選手をスカウトし、育成力のあるコーチのもとで4年後にメジャーリーガーを育成するというコンセプトでした。
1995年の野茂投手以外はすべてパワーヒッターというように、強打者の育成にスミスが大きく関わったことが非常に大きいとされています。
1992年の新人王のキャロス選手は当時のラソーダ監督に「メジャーリーグの直球は打てない」と言ったことに落胆したキャロス選手のためにラソーダ監督と口論をして彼の才能を説得しました。また、1993年のピアッザ選手は球団からの2回の解雇に対して球団を説得、そしてドミニカでのスプリングキャンプではスペイン語をピアッザは知らないと思って陰口をしたコーチの心のない言葉で傷ついたピアッザは自分から球団に辞意を表明しました。しかし、スミスはそのコーチを解雇にしてピアッザを説得して辞意を取り消しました。そして、その後に大ブレークをしました。それぞれの選手が様々な挫折を味わいながらスミスに励ませれて大きく育ちました。

高い育成能力に加えて選手の才能を信じて育てたことが5年連続新人王という偉業が達成できたのではないかと思います。

PostHeaderIcon マットケンプ 感動のファンへのプレゼント


 上記の映像は先日5月7日、試合終了後のケンプ選手からファンへのプレゼントのシーンです。今、全米で話題になっている心温まる動画として注目されています。脊柱の腫瘍による余命90日間というジョシュアくん、19歳の少年にユニフォームと帽子、スパイクまでプレゼントしました。その時点でケンプ選手はその少年がどんな病状か知らずに本能的にプレゼントをしたそうです。ウォラック三塁ベースコーチがドジャースファンに気づきファウルボールをプレゼントした時に「ケンプ選手に会いたい」と知人が伝え、ウォラック氏がケンプ選手に伝えたことで実現しました。メジャーリーガーがファンを大切にすることの重要さを改めて痛感すると共に、ただ野球が上手ければそれで良いという訳ではなく、そうした思いやりが瞬時にできるかどうかは、常にその気持ちを強く意識していなければできないことだと思います。日本の野球がメジャーリーグに学ぶ部分は野球技術だけではないと思いました。

LA TIMES の記事はこちらをクリックして下さい。

PostHeaderIcon マット・ケンプ 40本塁打 40盗塁を可能にする

2011年にナショナルリーグ打撃部門の二冠王に輝いたマット・ケンプ選手の映像とLATIMESに掲載された記事を紹介します。
ルーキー時代に三振が多く打撃面で粗さの目立ったケンプ選手は2009年からレジースミスに指導を依頼し、現在でもオフシーズンに打撃とトレーニング指導を受けています。下記の映像にもあるように内角のボールを右翼席に本塁打しているように、長くボールを引きつけて反対方向に打つ技術を習得することで長打力と打率の両方を兼ね備えた打撃を可能にしました。マイク・ピアッザ選手、ケンプ選手のようなパワーヒッターの育成に関してはメジャーリーグ屈指の指導者であることは間違いありません。また、高校時代から打撃指導をしていたWBCのアメリカ代表にも選出されたジャンカルロ・スタントン選手などは次の世代のスーパースターと言われています。こうしてスミスの指導を受けた選手が大きく成功する秘訣を正確に分かりやすく指導することが私の使命だと思っております。

LA Times 2009.5.9 マット・ケンプ 40本塁打 40盗塁を可能にする

PostHeaderIcon アニマル投手コーチ 追悼

先日、4月27日にブラッド・レスリー(通称アニマル)氏が死去しました。アニマルさんは私がレジースミスベースボールセンターアメリカ本校でインストラクターをしている同時期に投手インストラクターをしていました。メジャーリーグではシンシナティ・レッズでプレー、その後は阪急ブレーブスで投手として活躍、その後はたけし軍団の一員としてコメディアンとして長く活躍をしました。帰国後は主にレジースミスのもとでインストラクターをしていました。
当時、高崎ジャイアンツボーイズ(現 高崎中央ボーイズ)がレジースミスのもとにベースボールキャンプに参加をした時、参加者からの質問で「投手としてマウンドに上がる心構えを教えて欲しい」という質問に日本語で「僕は打者と喧嘩をしたかった」と答えていました。また、レジースミスベースボールでいつも行う試合形式ではアニマルさんが打撃投手をすると本気で打者や審判にプレッシャーを与えながら精神的に相手を圧倒していたことを思い出します。まさにファイティング・スピリッツそのものでした。
昨年の夏の研修で会った時に「調子が良い時と悪い時がある。」と話していました。その会話が最後だと思うと心から寂しく思います。
まだ、54歳という若さで他界してしまい残念で言葉になりません。どうか心からご冥福を祈ります。そして、アニマルさんが教えてくれた戦う気持ちをレジースミスベースボールの生徒に受け継いで貰えるように努力して行きたいと思います。


所在地 [事業所]〒970-8045 福島県いわき市郷ヶ丘3-20-5 [練習場]〒970-1152 福島県いわき市好間町中好間半貫沢34
連絡先 [電話]050-1527-2994(代表)  [E-mail] info@rsbc.jp
定休日 毎週火曜日及び祭日 営業時間 11:00AM~8:00PM
代表者名  滝口 博之