Archive for 4月, 2011

PostHeaderIcon 日本人でもメジャー流ができる理由

 それでは今回は日系3世のメジャーリーガー、オークランド・アスレチックスのカート・スズキ選手を紹介します。
祖父母が名古屋出身でハワイ生まれのスズキ選手は純粋な日本人ですが、パワー溢れる打撃と正確なスローイングはメジャー屈指です。かなり高い確率で体力のない日本人にはメジャー流は難しいと思っている方々がいると思います。しかし、スズキ選手の動作を見ると同じ日本人ですが、下の映像を見ても分かるようにメジャー流の動作をしています。

 打撃ではアッパースイングで最後まで思いきり振り抜き、最初から最後まで同じ軸を維持しながらスイングをしています。、また、スローイングにおいても両手の割りをしっかりと作り、大きなテイクバックから正確で強いボールを投げています。恐らくこの映像を見た方はテイクバックが大き過ぎて遅くなるのでは?と、思われる方もいると思います。これは日米のスローイング指導の考え方に大きな違いがあります。大きくテイクバックし、上から素早く振り下ろすように投げることで横へのボールのブレを防ぎ、正確なスローイングを可能にします。また、体全身で投げることで力のある強いボールを投げることができます。また、肘や肩への負担も少くなるので故障を防ぎます。
 その理由には捕手は他の野手に比べて非常に多く球数を投げなければいけないために、正しいスローイングができないと簡単に肘や肩を故障につながるからです。メジャーリーグではレギュラーシーズンが162試合、そしてプレーオフに進出するとさらに試合数が増えるからです。以前、元シカゴ・カブスの2Aの韓国人選手のリハビリを手伝った時に、「マイナーの捕手コーチに投げ方を大きくするようにアドバイスされたけど、その時すでに十分にタイムが良かったからスローイングを修正する必要がないと思って直さなかった。でも、今は肩を壊してしまったので、とても今、後悔している。」と、話していました。

 
 私がロサンゼルス・ドジャースの通訳をしている時に当時の近鉄バッファローズの捕手がドジャースのキャンプに参加している時に「メジャー流だと遅くなるから大きく投げたくない」と捕手担当のコーチに話をしたところ、「それでは大きく投げるメジャー流と小さくテイクバックする日本式とでタイムを計ろう」ということになりました。結果は同じタイムでした。要するに同じタイムならどちらを選ぶかになります。同じタイムなら制球力があり、故障をしない投げ方がやはり理想なのではないかと私は思います。

 すべての理論に裏付けがあり、それらの理論を理解しようとすることが非常に大切だと信じております。先入観が人間の視野を狭めるのではないかと思います。世界で通用するような選手を育成するためにどうか指導者の方にはそうした先入観を取り払って欲しいと思います。

PostHeaderIcon 体の小さい選手でも成功できる理由

 この度はメジャーリーグで活躍する体の小さいメジャーリーガーを紹介します。
ボストンレッドソックスの正二塁手のジャスティン・ぺドロイア選手です。

2004年にドラフト2巡目で入団
2007年に新人王
2008年ア・リーグのMVP
身長170センチ
体重80キロ

 この体の大きさで強打を連発し、彼よりも体の大きなメジャーリーガーよりも素晴らしい活躍を見せています。
 なぜ、この話を題材にしたかというと私自身も大学を卒業して日本のプロ野球のテストを受けようと思いその資格を調べたところ、何とほとんどの球団に175センチ以上という参加基準があり、その事実にとても落胆した思い出があります。それでも諦めきれずに渡米しアメリカのトライアウトを受けました。アメリカではどこの球団にも身長の制限はありませんでした。
 その日米の考え方の違いで分かったことがあります。ある日、この話題をスミスとしていた時に「野球は体の小さいアスリートに適したスポーツだ。日本の球団がなぜ、身長の制限を作るのか全く理解できない。」と話していました。アメリカには他にもアメリカンフットボールやバスケットなど体の大きさや身体能力を必要とするスポーツがあるために、本当のアスリートはそれらの競技を選ぶ傾向が強いと言われています。それらの競技に比べれば野球は体が小さくても十分にできるということです。また、特に守備面では低くなる動作が非常に多く、身長が低い選手の方が有利なポジションもあります。また、打撃面でも身長が高くなればなるほど、ストライクゾーンも必然的に広くなるため、広範囲でプレートをカバーしなければいけないために不利な面も出てきます。
 昨年のワールドシリーズで大活躍をしたリンスカム投手は180センチで77キロで最速160キロを計測するなど、体全身を使うことでこれだけの剛速球を投げることができます。また、近年ではラテンアメリカ系の体の小さい捕手が成功していることからポジションによっては体の大きさを重要視しない傾向が強くなっています。
 体が小さくても打撃や守備でパワー、スピード、テクニックを備えていれば通用するということを証明している選手がたくさんいることを皆さんに知って欲しいと思います。もし、自分が体が小さいことにコンプレックスを感じている選手は是非、これらの選手を励みに諦めずに努力をして夢を実現して欲しいと思います。

 それでは下記の力強いぺドロイア選手の本塁打シーンの映像を観て下さい。体が小さいからと言って当てるだけの打撃ではありません。強い打球を打つことが打率を上げる最大の方法なのです。

PostHeaderIcon 佐藤 優太くん 中学2年生 いわきクラス 生徒の声

今回はいわきアカデミークラスの佐藤優太くん、中学生2年生の生徒の声と優太くんのお父さんの声を掲載致します。小学生4年生だった優太くんも中学2年生となりました。これからの活躍を楽しみにしています。

 優太くんのコメント
「このアカデミークラスに入ってから、足の動きや腕の振り方を丁寧に教えてもらい、練習することで、自分でもいいボールが投げれるようになってきました。指導されていることを、正確に出来るよう自分でも努力して、目標が達成できるようにがんばりたいです。」

 優太くんのお父さんのコメント
「レッスン開始当初から、軟式と硬式の両方で野球をやっていて、同じ野球で結果が最後は同じでも、教える側が違えば全く違うものになってしまうのに、小学生で対応できるかが心配でした。初めは、指導を受けているという感覚よりも、違う所に野球をやりに行くというほうが正しいような状況でした。
自分のためになっていると分かったのが、6年生になってからで、それからは、それぞれの良いところを自分なりに取り入れて、チームとしても、個人としても目標である全国大会出場という結果を出しました。今後は、さらに大きな目標に向かって、指導されていることをよく理解して自分のものにして、より良い結果を出して、悔いの残らいないように、希望する道を進んで行ってもらいたいです。}

優太くんのお父さんのコメントに小学6年生から成果が出てきたというとあります。上の映像の左下のところで腕の振りが大きく変わるのが分かると思います。以前はテイクバック時に腕を小さくたたんでしまうために体全体と連動せずに腕だけで投げていますが、腕の自然な角度のキャリーアングルを維持したままで最後まで腕を振り切れるようになり、体全身と上手く連動できるようになり、球威が増し、制球が良くなりました。これからもさらに磨きをかけて努力して欲しいと思います。

PostHeaderIcon ヘッドスライディングの危険性について

 昨年、ア・リーグのMVPを獲得したレンジャースのハミルトン選手が4月12日のタイガース戦で本塁にヘッドスライディングをした際に右腕を骨折しました。これによってシーズンの3分1を占める2ヶ月間、戦列を離れることになりました。これはチームにとっても本人にとっても痛いことです。
今回も西岡選手の二塁併殺での怪我の原因に続いて、いかに怪我をせずに継続して試合に出場することができるかを皆さんに伝えたいと思います。

特に怪我が最も多い傾向があるのが本塁ベースでのクロスプレーです。このルールがあることを考えて欲しいと思います。「野手はボールを捕球する体勢に入ったら走者をブロックしても良い」というルールです。これは捕手だけに限らず、内野手にも言えることで極端な例では一塁手でさへリードから戻る走者をベースに戻る前に先に捕球体勢に入っていればブロックができるということです。
まず、足から先のスライディングとヘッドスライディングはどちらが速いかとうことです。答えはほぼ同じと科学的に証明されており、ヘッドスライディングの方が速くなるという統計はありません。
 高校野球を観戦していると特に一塁ベースへのヘッドスライディングが非常に多く、怪我のリスクもありますが、何よりも野手の送球が本塁側に反れた時の悪送球を誘うことができません。
 
下の動画はハミルトン選手が三塁ファウルエリアのフライで本塁のカバーいない隙を狙って、すかさず本塁へヘッドスライディングをした映像です。

 下の映像が松井選手の本塁でのスライディングです。右足で捕手のミットを蹴り、左足で本塁ベースを通過しています。本塁でのスライディングの理想の形です。もし、捕手が一塁側からブロックされる場合は左足で捕手の足を蹴りながら右足でベースを通過するということになります。
両足を上手く使うことが非常に重要なテクニックとなります。
 
 下の映像はジータ選手がバントエンドランで三塁ベースへヘッドスライディングをした時の映像です。三塁ベースが空いたことで捕手がベースカバーをしました。この時のジータ選手は肩を脱臼し大きな怪我をしました。

下の映像は二〇〇六年WBC決勝の有名な川崎選手の本塁スライディングです。キューバの捕手はボールを捕球する前から左膝でブロックしようとしています。この時も川崎選手も大怪我をしました。

  どうしてもアウトになりたくないという選手の気持ちは野球をしている人なら十分に理解できます。しかし、大きな怪我をしては野球人生が終わってしまいます。ヘッドスライディングの方が断然速いのであればそれだけの怪我をするリスクを背負うこともありますが、タイムが同じ場合にそれだけのリスクを追うことが正しい選択とは思えません。どうか、これらのことを知識として皆さんに理解して頂ければと思います

PostHeaderIcon 加賀見奎輔くん 東京クラス 米国デビュー

 東京クラスの加賀見奎輔くんが米国ロサンゼルスでの日米少年野球親善試合でデビューをしました。2009年のWBC観戦ツアー以来、2度目の渡米となります。当初、日本で開催予定だったこの試合がこの度の震災で延期となり、その代わりに米国で開催されました。アメリカチームの子供達も今回の震災がどれほど悲惨なものかを理解して日本人の子供たちに接していました。アメリカで連日取り上げられているニュースの映像が下記にございますので
是非、拝見して下さい。
ご観覧の方はここをクリックして下さい

 下の映像が加賀見くんの渡米前4月4日に行われた春季キャンプでの打撃と投球です。日本でレジースミスのメジャー流の野球を習っている選手が米国でプレーすることで今まで自分が習ってきたものがどういうものかを確認できる素晴らしい機会だと思います。思う存分に今までの成果を発揮してして欲しいと思います。 Good Luck Keisuke and have some fun time !

PostHeaderIcon 木田優夫投手のチャリティー野球教室が終了

 本日、4月13日(水)に日本ハムファイターズの木田優夫投手による東日本大震災の支援活動の一環としてレジースミスベースボール:ジャパンの生徒のためにチャリティー野球教室を開催して頂きました。昨日まで2日連続での震度6弱の余震の影響で常磐道の一区間が崩れて通行止めの中で約4時間30分を掛けて千葉県鎌ヶ谷にあるファイターズタウンから来て頂きました。
 レッスン中の選手たちの輝いた表情には今までの震災による悲壮感は全く感じられず、そのキラキラとした笑顔には昔の平和だった時代に戻ったかのようでした。また、レッスンの内容も非常に濃く小中に分けて各クラス6~7と全員が個人的に指導をして貰いました。22年間のプロ野球生活で培った投手としてプロで生き残ることの秘訣を選手達は学ぶことができたと思います。そのアドバイスはいつか必ず子供達の財産になると信じています。
 今回の震災ではたくさんの方々が津波で命や家を失い、そして原発の問題では自分の生れ故郷も離れなければいけないという悲惨な状況の中、木田さんが来てくれたことで一瞬でも辛い思いを忘れて夢を見ることができたと思います。生徒の皆さんには「大変なことがある分だけ良いこともあるんだよ」と伝えたいです。

 この場をお借りして改めて木田さんに感謝の気持ちをお伝えいたします。この度は震災の影響で大変な思いや苦労をしている子供達のために、余震の危険性や放射性物質による風評被害の中で木田さん自身もそのリスクを乗り越えていわき市まで来て頂いたことに心から感謝致します。本当にありがとうございました。

スポニチのウェブサイトに3月14日(木)に掲載されました。この記事を見る方はここをクリックして下さい。

           小学生の部

           中学生の部

          投球指導風景
 
            記念撮影

 

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定休日 年中無休(レッスンカレンダーをチェック)営業時間 11:00AM~8:00PM
代表者名  滝口 博之