理想のバット軌道 テクノロジーの進化

 現在、様々なテクノロジーの進化により、トップレベルのメジャーリーガーのスイングやソフトボール選手のバットにセンサーを付けることで、理想のスイングが明確に紹介されています。その一つがVERTICAL ANGLE<縦の角度>は打席後方からインパクト時の角度を示します。理想の角度は-20度から-25度下がりとなります。また2つめがATTACK ANGLE<ボールを捉える角度>は横から見た時にスイング軌道の上がる角度を示します。理想の角度は+8度から+12度とされています。この角度がマイナスとなる場合、ダウンスイングとなりライナーは打てなくはないが、ほとんどのケースでゴロになる可能性が極めて高くなるというデータが出ています。

 現在、アメリカではメジャーリーガーからリトルリーグの選手まで幅広く、このテクノロジーを取り入れています。もちろんレジースミスベースボール:ジャパンも取り入れています。この製品のモデルとなっているトラウト選手を筆頭に、スタントン選手、オルティス選手も見事に共通した理想のスイングをしています。

 今まで感覚だけで伝えられてきた理想の軌道がテクノロジーの進化により、確実に証明されることは素晴らしいことだと思います。