アニマル投手コーチ 追悼

先日、4月27日にブラッド・レスリー(通称アニマル)氏が死去しました。アニマルさんは私がレジースミスベースボールセンターアメリカ本校でインストラクターをしている同時期に投手インストラクターをしていました。メジャーリーグではシンシナティ・レッズでプレー、その後は阪急ブレーブスで投手として活躍、その後はたけし軍団の一員としてコメディアンとして長く活躍をしました。帰国後は主にレジースミスのもとでインストラクターをしていました。
当時、高崎ジャイアンツボーイズ(現 高崎中央ボーイズ)がレジースミスのもとにベースボールキャンプに参加をした時、参加者からの質問で「投手としてマウンドに上がる心構えを教えて欲しい」という質問に日本語で「僕は打者と喧嘩をしたかった」と答えていました。また、レジースミスベースボールでいつも行う試合形式ではアニマルさんが打撃投手をすると本気で打者や審判にプレッシャーを与えながら精神的に相手を圧倒していたことを思い出します。まさにファイティング・スピリッツそのものでした。
昨年の夏の研修で会った時に「調子が良い時と悪い時がある。」と話していました。その会話が最後だと思うと心から寂しく思います。
まだ、54歳という若さで他界してしまい残念で言葉になりません。どうか心からご冥福を祈ります。そして、アニマルさんが教えてくれた戦う気持ちをレジースミスベースボールの生徒に受け継いで貰えるように努力して行きたいと思います。