PostHeaderIcon U18世界野球選手権 日米のクロスプレーの違い

 先日、韓国で開催された第25回U18世界野球選手権大会で物議となった本塁でのクロスプレーについてこの度はニュースにしてみたいと思います。アメリカ代表チームの三塁走者が一塁ゴロの際に本塁へ生還する際に捕手が一塁手からの返球を受け、三塁ベースから本塁ベースまでの走路を走者のために開けずにベース手前で走者をブロックしようとした際に起きたプレーです。

下記が公認野球規則となります。
公認野球規則
「野手がボールを持たないときかまたはボールを処理する行為をしていないときに走路を妨げることは走塁妨害になる。例えば、まだボールを持っていない捕手が三塁―本塁間の塁線上や本塁の前に位置して送球を待ったり、まだ送球を受ける前から足を出したりして、得点しようとしている走者の走塁をブロックする行為は走塁妨害である。」

高校野球公認規則
日本高等学校野球連盟では高校野球特別規則を定め、その中で走塁妨害に独自の解釈を採用して球の不保持時の捕手の立ち位置を規定している。

 以上のルールにも明記されてあるようにボールを持たない野手は走路を開けなければ走塁妨害になります。しかし、ボールを処理する行為に入ったら走路を妨げて走者をブロックをしても走塁妨害になりません。その代わり走者は完全に捕球を完了した野手に体当たりをしても守備妨害にはなりません。そのためにアメリカ代表チームの走者はタックルをして捕手のブロックを外して得点に結びつけることができました。日本チームは審判に抗議をしましたが、国際ルール上で認められているプレーに対して判定は覆ることはありませんでした。


シアトル・マリナーズ時代の城島選手のブロック技術

 城島選手と日本代表チームの森選手とのブロックを比較すると、森選手はタックルされた後にうつ伏せの状態となり、顔面を強打しているのが分かります。しかし、城島選手は走者の腹部付近に低く入り、走者の力を上空に逃がしているのが分かります。そして最も大きな違いは後転してから両足を上に上げて受身を取っているために地面に叩きつけられた衝撃を見事に逃がしていることが分かります。
 また、昨年にはサンフランシスコ・ジャイアンツのポージー捕手が本塁でのクロスプレーで大怪我をしました。チームはMLBにルール改正を訴えましたが、却下されました。おそらく今後もルールを改正されることはないと思います。
 また、最も残念なことはこの時の日本代表チームは2度に渡るクロスプレーでのタックルで戦意喪失してしまい敗戦の大きな要因となってしまいました。
今後も国際大会でこのようなプレーはルールが改正されない限りは続きます。高いレベルでプレーを希望する選手は是非、このことを想定しながらプレーをして欲しいと思います。

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