メジャー流 ドジャース伝統 投球メカニズム

 クレイトン・カーショウ投手<23歳>が2011年ナショナルリーグで最も栄誉あるサイヤング賞を獲得しました。さらに投手三冠王として防御率2.28 勝利数21 奪三振248 を記録しました。

 左の映像は伝説の左腕ブルックリン・ドジャースのサンディーコーファックス投手の映像です。12年間のメジャーリーグで球歴でサイヤング賞を三回受賞し、4度のノーヒットノーランを記録しました。この映像は1955年~66年までの間のものですが、右のカーショウ投手と比較すると共通の動作があります。それはアーリーコッキング時に肩のラインが地面と比較すると少し左肩が後ろに傾いて下がるところです。もう一つは最後のフィニッシュ時に胸が右ひざに付く位に上体を倒しているのが分かります。
 ロサンゼルス・ドジャースは現在でもサンディー・コーファックス氏をスプリングキャンプ時に特別投手コーチとして招き、現在でもその投球メカニズムは引き継がれています。
 様々な進化を遂げる野球理論の中で、どんなに月日が経過しても変わることのない理論が最も正しい理論だと信じております。