守備の上達方法について

守備に関して非常に面白い映像を紹介致します。この映像はレジースミスベースボール本社の守備インストラクターのペドロ・モンテロ氏から日本の選手の参考になるからと送られてきた映像です。それではサンフランシスコ・ジャイアンツのクロフォード遊撃手の練習風景を紹介します。それでは映像を楽しんで下さい!

 
 コメントの一部を簡単に訳すと「年間140数試合に加えてアリゾナでの秋季キャンプを加えると年間数多くの試合があるので、少しは野球を楽しもうと思ってこんなトリッキーなプレーをしながら楽しんでいるんだ。実際の試合では確実にプレーするから不必要かもしれないけど、足の速い打者の時にはそのプレーが間違いなく必要な状況もあるからね。」

 このように楽しみながらプレーをして守備をクリエイトすることでグラブ捌きが向上し感覚や感性が磨かれます。クロフォード選手のグラブ捌きはボールを捕るというよりボールの方向を変えるようにグラブ捌きをするためにグラブに当たった瞬間にすでに右手にボールを移し変えています。また、グラブを自分の手のように自在に使うことでグラブトスができるようになります。
 
 いくつかのポイントをご紹介致します。
①グラブを立てずに力を抜いて自然な角度で構える。
②ボールを捕るのではなくボールの方向を変えるように捕球をする。
③ボールの勢いに逆らわずにその勢いを上手く利用して送球に移る。 

 守備を好きになることが技術向上の大きなポイントです。