よくあるご質問

PostHeaderIcon 日米の体格差による指導方法に違いがあるのか

 先日、ある著名な元プロ野球選手のセミナーに参加した時に
こういう質問をしてみました。
メジャーリーグの投手と日本人の投手を比較して大きくメカニズムの面で違うところは
腕の振りを大きく使ってストロークを利用する、アメリカ人やラテンアメリカの選手に
対して日本人の選手は少し腕の振りが小さくストロークが小さいと思うのですが
どのように思われるかを聞いてみたところ、その答えは「アメリカ人は日本人の選手と比較して
体の作りが違うのでアメリカ人のような体の使い方はできない、それをすると壊れてしまう。くれぐれも勘違いをしないように」という
答えを頂きました。
レジースミス ベースボール:ジャパンを立ち上げてから、たくさんの少年野球の選手から高校生、大学生までアメリカで実際に教えてきた通りの野球指導をしてきましたが、一度もこの動きは日本人はできないと思ったことは一度もありませんでした。
シアトルマリナーズのイチロー選手は現在のメジャーリーグのアメリカンリーグで強肩と制球力はトップ5という評価を受けています。同じ日本人でもそれだけの評価を受けているのです。
 先日、スミスとこの話をしたところ、「同じ人間で2本の腕と2本の足をどのように使ったら最高の力を出せるかを指導者は研究しているので、人種の違いで指導方法が変わるということはあり得ない」と
電話でミーティングをしました。
 これだけたくさんの日本人メジャーリーガーが誕生し、しかもメジャーの看板選手となっている
この時代に、アメリカ人にできて日本人にできないということは科学的にも立証されていないはずです。いつかこのことを証明するためにも私自身、日々努力をして行きたいと思います。

PostHeaderIcon 硬式ボールと木製バットを使用する大きな効果について

小学生のスポーツ少年団やリトルリーグを卒団する選手の父兄から、中学生になる時に硬式野球と軟式野球のどちらが良いのかという質問を受けます。
弊社ではアメリカ本校の指導方針と同様に硬式ボールと木製バットで小学生から高校生まで一貫して行います。その大きな理由にアメリカには軟式ボールが存在しないということが一つと、木製バットを使用するということでバットのボールへの入れ方(角度)を学べるということです。現在、アメリカにはエリアコードリーグという高校生を対象にした各州で選抜チームを作り木製バットを使用して大会を行います。その大会にメジャーリーグのアマチュア選手担当のスカウトが集まり選手を見極めます。その理由はドラフト上位指名を受けた選手が、プロ入団後に木製バットに対応できずに多額の契約金を支払ったにも関わらず3,4年で解雇されるケースが数年続いたためにこのように木製バットでの大会が行われるようになったのです。

 それでは分野別に硬式ボールと木製バットのメリットを挙げてみます

打撃

1-金属バットより、芯部が小さいために芯で捉える能力が上がる

2-ボールを直角に当てる技術が必要になるために、インサイドアウトのスイングをすることができる

3-同じ重さでも木製バットは中が詰まっている分だけ重く、中が空洞の金属バットで練習するより  振る力を身につけることができる

 送球

1-硬式ボールは重いために大きな筋肉を使って投げなくてはならないため正しい投げ方を  習得できる。誤った投げ方をすると故障の原因につながる。

2-重いボールで投げるために肩肘が強くなる

3-投手の場合はボールの感触や感覚に慣れることが非常に大切で、特にフィールピッチ(feel pitch)  と呼ばれる感覚能力がチャンジアップの習得に大きく役に立つ

守備

1-打球に対しての恐怖感がなくなる

2-低い体勢で捕球をすることができる

3-バウンドと回転を瞬時に判断する能力を養うことができる  

スミスが良く話していた言葉がございます。

「野球は道具が教えてくれる」           

 

 

 

PostHeaderIcon バックハンドでの捕球について

 少年野球、高校野球指導でのバックハンドでの捕球に関してご説明したいと思います。
弊社で指導するバックハンドで捕球するか正面で捕球するかの基準はグラブが体の中心を横切る
時にバックハンドで捕球するように指導します。
グラブが体の中心を交差して時点でグラブとボールの接点が少なくなるということです。
特に右打者でフックしてくるゴロの打球に関しては極度に接点が少なくなります。
そのため極端な場合は正面のゴロでもバックハンドでの捕球の方が良い場合もあるのです。
また、三遊間の平凡なゴロはクロスオーバーステップで正面で捕球する場合もあるように、
要するに打球方向で捕球体勢を変えるという考えではなく、グラブの動きの基準に合わせて
捕球方法を瞬時に変えるという考え方になります。
            

PostHeaderIcon 少年野球の守備指導方法

 少年野球指導の際に良く聞かれる質問が「少年野球でもバックハンド キャッチやランニングスローを教えても良いのか?」または「このような守備で基本を重視する高校野球部に入った場合には、通用しないのではないか?」といったものが多く聞かれます。弊社では少年野球の選手にも、バックハンド、フォーハンド、バックステップ、ランニングスローなどを指導します。これは日米の大きな守備に対する考え方の大きな違いです。「どっちのセーフを選ぶか?」ということです。例えば三遊間の深いゴロを回り込んで捕球した場合に仮に上手く捕球したとしても、一塁はセーフになります。逆に、エラーをするリスクがあっても最短距離で捕球に向かい、バックハンドで捕球しその体勢でノーステップで送球した場合にはアウトになる確率が高くなります。しかし、その代わりに取り損ねる可能性もあります。つまり、同じセーフにするにもアウトにできる可能性のある捕球方法を選ぶべきというのがメジャーリーグで行われている守備です。そのため、素手で捕球、ジャンピングスローなどが多く見受けられる訳です。つまり、このようなプレーは小さい時から身に付けていれば、高いレベルでプレーをするようになってから非常に有利になるという考えです。正面で捕球することだけが基本ではなく、バックハンド、フォーハンド、バックステップランニングスローなど、すべてに基本があるのです。「正面で捕球すればセーフにしても良い」から「アウトにできる可能性が1%でもあればそれに掛ける」という意識で練習をすれば必ず高いレベルの守備に到達できると思います。

PostHeaderIcon 理想のスイングの軌道について

 この質問は日米の野球関係者の間では常に論争になることです。
 最後の4割バッターと呼ばれているテッドウイリアムス選手は
1941年に4割6厘を打った最後の打者として、今後も破られることは
ないのではなかと言われています。
このテッドウイリアムスの著書’THE SCIENCE OF HITTING ‘「科学する野球」
に明確に研究の結果を証明しております。
身長が約180CMの投手で、マウンド上から144kmの直球を投げる投手の
リリースポイントから捕手が捕球するまでの角度は約5度下がりと明記されています。
つまり理想はボールの軌道にあったスイング軌道をすればボールが当たる確率が
上がるということです。
答えは少しだけアッパースイングになります。地面に対してレベルなのではなく
ボールの軌道に対してレベルになります。そうすると地面を比較すると
少しだけアッパースイングになるのです。
 レジースミスがボストンレッドソックスでプレーしていた時代に巡回打撃コーチだったテッドウイリアムスから大きな影響を受けており、その打撃理論に大きく反映されております。
弊社の打撃理論はレジースミスを通してテッドウイリアムスの理論も含まれているのです。

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